アムステルダム・スキポール空港撮影記
初めての海外での撮影について、備忘録ついでに色々書いていこうと思う。渡航日は2018年の6月で、渡航先は表題のとおり、オランダはアムステルダム・スキポール空港だ。
まずは往路。
日本とオランダを結ぶ直行便を、KLMオランダ航空が東京(成田)と大阪(関空)に就航させている。成田は1日1往復、関空は確か週3か4便だった気がする。前者はB777(夏季は-300ER、冬季は-200)、後者はB787-9とB777-200であり、関空便はまれに777-300ERも来ているようだ。2019年からは成田便を増便させてB787-9を飛ばすらしい。楽しみである。
往路はPH-BVN。機内はKLMの装飾で飾られている。当該便は日本人のCAが2名添乗しており、特に不便はなく快適であった。テレビプログラムにも邦画が多く、退屈することはなかった。大泉洋主演の「探偵はBarにいる3」があったのが意外でもあった。
アムステルダム・スキポール空港に到着。入国審査を済ませてまずはデッキへ。
デッキにはKLM CityhopperのFokker 100(PH-OFE)が丸ごと展示されてます。デッキも柵が低く、撮影環境としては大変良好である。
撮影はこの翌日から。今回の撮影では、下図の①、②、③の地点で撮影をしています。滑走路については2枚目の図に基づいて記述していく。
到着日はデッキで適当に撮影した後、その翌日からレンタサイクルを借りて撮影地点の開拓に望みました・・・が、この目論見は見事に頓挫することになる。
スキポール空港にもっとも近いレンタサイクル店は、Black Bikes Zuidas(ブラックバイクス・ザイト。最寄のZuidas駅はスキポール空港から鉄路で20分ほど)であるため、ここを出発点とした。この日は南風運用で、離着陸は18R,18C,18Lがメインであったため、36Rや36Cの上がりを狙える空港南側へ向かう。
事前にGoogleMapで調べて35分程度であるとあったため、自転車で向かうことに決めていたが、このルートが結構な悪路であったため②地点までで90分ほどかかってしまった。このあたりで方針を変え、まず①地点へ向かい、撮影したのがこの写真。
KLM Royal Dutch Airlines PH-BQI B777-206/ER KLM asia Livery 18L↑
その後②地点へ移動し、撮影。
Etihad Airways A6-DDB B777-FFX 18L↑
Turkish Airlines TC-LOC A330-343X 18L↑
スキポールといえば18R/36L西側の撮影地点が有名だが、足もないため今回は断念しました。いつかリベンジする。
更に翌日。空港のデッキで撮影を敢行。この日も南風運用で、デッキからであれば18Lの上がり、そして24の上がりまでのタキシングが狙える。
KLM Cityhopper PH-EZL ERJ-190STD
KLM Royal Dutch Airlines PH-BFT B747-406M 24↑
KLM Royal Dutch Airlines PH-BHF B787-9 24↑
Saudia B747-428F/ER/SCD & Emirates A6-EES A380-861
エミレーツは18L↑
Pacific Air cargo B747-4B5(BCF) 24↑
KLM Royal Dutch Airlines PH-BVK B777-306/ER 24↑
KLM Royal Dutch Airlines PH-BVA B777-306/ER Orange Pride Livery
このオレンジプライドくんは到着便で、この後ターミナルへ。
この日の撮影はここまで。翌日はあいにくの悪天候であったが、霧雨程度だったため再びデッキへ。
Icelandair TF-FIU B757-256
KLM Royal Dutch Airlines PH-BFN B747-406 24↑
TUIの巣
KLM Royal Dutch Airlines PH-BFH B747-406M 18L↑
KLM Royal Dutch Airlines PH-CKA B747-406F/ER/SCD 24↑
Cathay Pacific Airways B-KQS B777-367/ER 18↑
TUI Airlines Belgium OO-TUP B737-85P & TUIfly Netherlands PH-TFL B787-8
霧雨のおかげで面白い撮影ができたと思う。
この翌日が帰国日であるため、デッキで少し撮影した後出発ロビーへ。制限区域内ではこんなアングルも撮れる。
帰国便はPH-BVRでした。
海外での撮影において、ネックになるのは撮影地への足だろう。2018年11月にシドニー・キングスフォード空港で同じように撮影をした際はタクシー配車アプリとして有名なUberを活用して移動を繰り返したので、次にアムステルダムで撮影をする際は活用しようと思う。